推しの決意表明を見てくれ/他
推しが2月、一人芝居をします。その抽選先行が始まりましたのでダイマブログを書こうと思っていたのですが、彼自身がものすごい熱いブログを書いたので、ぜひ読んでください!!!!!(大きい声)あと、情報解禁など色々。
推しの決意表明を見てくれ
例によって全文引用しながらダラダラしゃべります。
まずタイトルが・・・
「全部を捨てた」
どうした???
えっ怖い怖いなに…?一人暮らし始めたから、急に家のもの全部捨てたとかマジであり得そうで怖いんですけど。
おはようございます。
少々お付き合い頂けたら幸いです。
はい…。これは長くなる感じの入りですね…。
最近、家で携帯なくして、
あれ?
どこにいった?
なんでないんだ。
コンビニかな。
いや、家の中にあるはずだな。
あれ?ない。
なんで?あー!!!!
となり、1時間半携帯を探し続けた結果、余裕で手に携帯を持っていた安西です。※↑実話です。
私も同じことやったことあるけど、1時間半はさすがにない(そういう問題ではない)*1
タイトルから携帯捨てちゃったのかと思って勝手にドキドキしちゃったわ。
フリーランスで活動し始めてから、
「自分は何者になりたいか」ずっと自問自答し続けていた。
このまま同じことをやっていても「進化」はするが「変化」はできないのではなかろうか。
自分はどんな景色をお客様と共有したいのだろうか。
急に本題始まった!
なるほど、事務所にいた頃は仕事を選ぶのは事務所でありマネージャーであり、安西くんにとって仕事は与えられるものだったのでしょう。
事務所を辞めフリーランスになると、何のオーディションに応募するか、声が掛かったけど引き受けるか等、自分が自分をプロデュースする立場になったと。
その立場の変化の中で安西くんは、「自分がなりたいもの」を自問したんですね。
同じことを続けると、その方面に「進化」はするけど違う方面に「変化」することはない。独特の言い回しですが、言わんとすることは分かります。
この自問自答の中で、「どんな景色をお客様と共有したいのか」考えてくれたこと、とても嬉しいです。何となく、自分の思うようにガーッと進んで、ついてきてくれて有難う!というタイプだったように思うので、それこそフリーになってから少し変わったなぁと感じています。
ある日、ノートを買ってきて
左側に「今の自分」を書いた。
●くせ毛
●舞台好き
●食のこだわりが強い
●内気な性格
●寝起き超絶ブサイク
●オシャレに無頓着
この他にもジャンル問わず色々書いた。
右側には、「なりたい自分」を書いた。
ごめん、食のこだわりだけは…お前…野菜も果物も食わないで何言っとんねん…
それはそれとして、自己分析のワークですね。お芝居に限ったことではなく、プライベート含めすごい全体的に分析してる。
すると浮かび上がってきた事がある。
それは、
自分は「臆病者で戦わない人間」だった。
人に「何か」を届ける人間が、その「何か」を持っていなかった。
そして何より、戦っていなかった。
この辺り、すごい概念的な話なので私の解釈になってしまいますが…ひとつひとつのお芝居における集中力、稽古場であらゆることを試す姿勢などはとても臆病者とは思えませんが、安西くんが自省したのはもう少し上流の、どのお芝居に出るかの選択とか、未経験に挑戦するかという点なのでしょう。その工程はファンからは見えないので知り得ないことですが、おそらく受け身で、自分が好むタイプの仕事を選んできたということなのかも。
安西くんにとって俳優とは、「人に何かを届ける人」なんですね。だからこそ、普段は「この役はこの作品において何を届ける役割なんだろう」と役作りをするところ、自分という役を見てみると、「何の役割も無いじゃないか」と愕然としたのでしょう。
ノートとレモンサワー片手に考えに考えまくった。
答えはシンプルに
「面白いものを作りたい」だった。僕は、すぐに下平くんに連絡した。
「下平と面白いものを作りたい。」
そう言うと、彼は快く承諾してくれた。
レモンサワーめっちゃ飲むじゃん???*2
下平さんは、かなり前に「僕のリヴァ・る」で演出助手をしておられ、その後も安西くんを話題に出してくれたり舞台を観に来てくれたりしていました。
いつか下平さんの演出する作品に出る日が来るかもと思っていましたが、こんなに早く、しかも安西くんから依頼する形で実現するとは。
その後すぐ、劇場を取った。
具体的に何をやるか決めていたわけではないが、
劇場を取ってしまえば、何かをやらなくてはいけない環境に自分を追い込むことができる。
そうすれば戦うしかなくなる。
もう逃げられない。
それが、この企画の始まりだ。
自分追い込み漁ね!分かる分かる!
何となく今回の一人芝居、「やりたくなったからやる」のかと思っていたけど、違ったようです。
では、何故一人芝居なのか。
理由は「究極に怖いから」だ。
まあ、読んで字の如く一人で芝居するわけだから誰も助けてくれない。
舞台上の責任を自分一人でとらなくてはいけない。
更に言うと「本当の演技力」がバレる。
いやまぁ〜そうでしょうね…!!!後で出てくるけど、「絢爛とか爛漫とか」でも長台詞があり、安西くんなら大丈夫と思いつつ、やっぱりハラハラしました。
彼自身は「怖い」とかなさそうと思っていたのですが、やっぱり普通に怖いんですね。
役者なら一度は頭によぎる、一人芝居。
でも、やれない。
怖いから。
リスクがあるし、ある種お客様からの信用をなくしかねない。
どんなにうまい人でも、ずーっと出ずっぱりでしゃべり続けて、飽きさせず間を持たせられるのか。芝居のうまさに限られない魅力が必要なんではないか。その魅力がないことが、バレてしまうのではないか。
私も当然観に行きますが、多分心臓が潰れるような思いをするだろうな。
同世代の舞台俳優のみんなが口を揃えて「怖くてできねーよ」と言う。
or
「いいなー、やりたいなーと言うものの中々実行にうつさない。」
同世代の舞台俳優で1時間超えの独白一人芝居を飽きさせることなく面白くできる俳優を僕は知らない。
だから即答で「やる。」と決めた。
しかもあえて「独白」というお客様が飽きやすい方を選んだ。
いや…戦いすぎじゃない!?!?もうちょっとこう、一人何役とか、朗読とか、あるじゃない?独白だと、ずっと1人の主観を語られるわけでしょ?飽きる自信しかないよ!!!*3
しかし、安西くんてあまり同世代を意識するような発言をしてこなかったけど、意識はしているんだな〜。特定の誰かというよりは、同世代全体がライバルなのだろうか。そこまで言わんでいいんじゃない?とも思うけど、そこまで言っちゃう人だから好きなんだよなぁ。
今夏に「絢爛とか爛漫とか」という作品を上演した。
その作品のラストは主人公が自分の書いた小説をひたすら友達に語るというもの。
7ページくらいで10分くらいかな。
ずっと一人で喋ってる。
それですら、だいぶ長く感じたし大変だった。
泉役の鈴木勝大さんがいたとはいえ毎回恐怖だった。
すごく堂々と朗々と生き生きと語っていたので全く飽きることなく聞いていたんですが、本人は長く感じるし怖かったんですね…でも全然、そんなこと感じなかった。
なるほど、舞台上に「聞き役」がいると違うんですね。でも一人芝居だと、それも無い。
今回はそれの6〜7倍の分量なんだからやばいなと思う。笑
つまり、バカなんですね。
大バカです。
でも、それを届けたい。
自分が信じているものを届けたい。
いやほんと、変わりたいにしても…そんな劇的ビフォーアフターする必要ある!?許斐剛先生*4じゃないんだからさぁ!!
戦います。
だから、観に来てほしい。
応援してほしい。
みんなの力貸してほしい。
安西慎太郎
好き!!!!!
こんな真っ直ぐに観に来て欲しいって言われたら行くし、応援して欲しいって言われたらダイマブログ書くよ。
ダイマすると言いつつ、正直いって皆さんに勧められるようなものになるのか、サッパリ予想がつきません。自称思い悩み葛藤系俳優*5が、太宰治で1時間独白するなんて、激重でしょう。
安西くんを知らない方に見てくれとは言いません。でも、安西くんを知っていて、彼の演技を少しでも好きだと思ってくれている方には、彼の挑戦を観に是非一度足を運んでもらいたいです。多分彼にとって、一世一代の挑戦なのです。
ただいまカンフェティにて、11/10(日)まで抽選先行受付中です。また、当日券や当日学生券の予定もあります。気になった方はぜひ、応募くださいますようお願い致します。
www.confetti-web.com
櫻井圭佑くんに足を向けて寝られない
「男水」で共演した櫻井圭佑くんが、写真をいっぱい撮ってくれました。
安西慎太郎を撮りました。#安西慎太郎#櫻井圭佑 pic.twitter.com/AlbAhV2i0A
— 櫻井圭佑 (@sakuraikeisuke_) October 30, 2019
「「「美」」」
ほかにもいっぱい撮ってくれて、安西くんに授けてくれたみたいで、安西くんのインスタグラムに時々投稿されます。ありがてぇ…櫻井くんから見た安西くん、マジ美しすぎでは???本当にありがてぇ…
安西くん久しぶりの2.5決まりました
【出演情報】
— 安西慎太郎staff (@anzaistaff) October 30, 2019
舞台「デュラララ!!」
岸谷新羅役で出演致します。
宜しくお願い致します。 https://t.co/ngtLR4fAS1
ひととおり驚き散らかしたので、今はもう冷静になりました。
いや~デュラが舞台化するのは知ってたけど…まさか安西くんが出るとは夢にも思わず…しかし、安西くんといえば何かに執着したり偏執的な愛を体現するのは十八番ですから、純粋に楽しみです。
4人目!!岸谷新羅役は安西慎太郎さんです。
— トライフル辻 (@trifleP) October 30, 2019
以前に舞台で拝見してからいつかお仕事してみたい役者さんだなと思っていました。役者仲間からも「しんたが出るなら安心だ」と言われるくらいの俳優さんです。
セルティとの軽快なやりとりも楽しみです!#デュラステ https://t.co/QH9p1KgvY6
嬉しいお言葉。セルティまじどういう演出になるんだろう???個人的には、毛利さんに演出されるのもうれしいです。社中にもいつか呼んで頂けたらいいな。
「派」地方公演始まります
東京公演が明日千秋楽を迎える、安西くん出演中の「派」!感想は先日書きましたが*6、本当に腹を抱えて笑える舞台です。大阪・仙台・富山・金沢・名古屋・福岡に行きますので、お近くの方は是非!!