2017年下半期観劇記録
今更ながら、振り返ってみます。下半期は勉強のため完全に観劇を減らしたので、1エントリーで収まりました。
上半期はこちら↓
- 7/14、23 遠い夏のゴッホ
- 8/29、9/3 四月は君の嘘
- 9/23 テニミュ3rd 青学VS立海
- 10/9 レディ・ベス
- 10/21 ハイステ 進化の夏
- 10/29 K-MISSING KINGS-(ライビュ)
- 10/31、11/9、11/24 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
- 11/19 Disgoonieワークショップ公演「邯鄲の夢」B
- 12/29、30、31 ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭(る年祭)
- 2017年の総括
7/14、23 遠い夏のゴッホ
メインは推しくん演じるセミのゴッホが、恋人より1年早く羽化してしまったために、ひと夏で死ぬ「セミの運命」に抗い冬を越えることに挑む話ですが、それに留まらず世の中をそういうふうに作った何か(神様のような)の存在に思いを馳せられるような…描かれているのは小さな虫たちの世界なのに、銀劇の中を宇宙の中と錯覚するようなお話でした。ある種の童話のようでして、将来子供が出来たらDVD見せたいなぁ。
推しくんは、序盤の羽化する前のコメディ部分は滑り倒してたんですが、羽化してからの苦しみと葛藤、諦めてはまた決意してを繰り返すところはさすがの演技で、ラストシーンは涙なしには見られませんでした。
8/29、9/3 四月は君の嘘
AiiA2.5TheaterTokyo/推しくん主演
久しぶりの2.5次元、漫画原作でアニメ化も実写映画化もしていたので今更舞台!?とびっくりしたのですが、「プロによる生演奏」は舞台でしか出来ないことだなぁと納得。別エントリーで長々と語りましたが、とにかく私は原作が合わなかった。
そういえば、ファン歴4年にして初めてお手紙を書いたのがこの公演でした。
9/23 テニミュ3rd 青学VS立海
東京ドームシティーホール/推しくん関係なし
3rd立海はとにかく歌がうまくてびっくりしました。特に真田、幸村、赤也、仁王が印象に残っています。あとはM1が立海だったのにもいきなりびっくり。(前からだったかもしれませんが…)そして何周見ても、D1入れ替わってることを忘れているので、赤也の「返せない球があるじゃんよ、ねぇ、柳生先輩!」でガチで驚いてしまいます。
原作を知っているのに飽きずに見られるのはキャストの努力と演出の工夫なんだろうなぁ、だからテニミュは続けられるんだろうなぁ、と思った公演でした。
10/9 レディ・ベス
帝国劇場/推しくん関係なし
友人がとても好きでオススメされたのですが、すごく良かった~~!!生まれながらにして持っている役目と、自分個人の欲するものが違うとき、人はどうするのか。クイーン・エリザベスの誕生というより、レディ・ベスの消失。その葛藤をこれでもかと味わえる舞台でした。また、帝劇らしく動く絵画を観ているような画面の贅沢さ。いや~観てよかった…
ちょっと前に、生演奏のミュージカルを観るのは有酸素運動に匹敵するカロリー消費…みたいな記事がバズりましたが、本当にそう。生オケと生歌のパワーって凄くて、聞いているだけで鳥肌が立つし、心が震えるし、どきどきします。
10/21 ハイステ 進化の夏
東京ドームシティホール/推しくん関係なし
私の好きだったハイステは死にました。明確に、制作側がハイステを届けたい対象から自分が外れたんだなと感じた公演。
色々あるけど一番思ったのは、観客にはもっと想像力がありますよ、ということでした…。見せ場であるはずの谷地・月島のシーンそれぞれで強く感じた。
10/29 K-MISSING KINGS-(ライビュ)
シネマート新宿/推しくん関係なし
見切れだけど前方取れてワーイと思ってたら仕事でいけなくなり、どうしても観たかったのでライビュで。
まっきー座長のKMK、ロステのバクステでまーしーと「KMK!(で俺が座長!)」「メモリーオブレッド!(で俺が座長!)」と言い合っていたのを思い出します。Kの座長おめでとう!色々あり、本当に大変だったと思います。
この原作は私は映像美の印象が強く、舞台でどう表現するのかなぁと思っていたのですが、出来る限り再現しようとしているなと思いました。まぁでもハイステと同じで、観る側で脳内補完するから大丈夫だよ!と思うシーンもあったんですが。
なんかほんとに色々あったから、とにかくまた舞台Kが観られるといいなと願っております。全然関係ないけど終演後、ライビュカメラが1分くらい客席の南圭介定点カメラみたいになってて笑った。
10/31、11/9、11/24 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
世田谷パブリックシアター/推しくん出演
クソ長い感想は別エントリーでしたためました。
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ:舞台裏には何もない - ゆるく推す
トム・ストッパードの脚本おもしろい~!!もっともっと観たいです。
あとは、照明の美しさが印象に残っています。セットはずっと黒い階段があるだけなのに、きらびやかな宮殿の白、船の上の朝焼けの水色、死の間際の深い青。
11/19 Disgoonieワークショップ公演「邯鄲の夢」B
思わず感想を書いた衝撃。他の2作品も見たかった。
Disgoonieワークショップ公演「邯鄲の夢」B - ゆるく推す
12/29、30、31 ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭(る年祭)
別途書きますが、るひまの年末シリーズはやっぱり楽しいな~!!
何が楽しいって、適材適所なキャスト采配かなぁと思います。キャストとキャラの相関図が発表されて、納得もあり驚きもあり、ふたを開けてみれば全部納得がいく。そんな中でこのキャストがこのキャラなの?と違和感があったのは伊達陣営だった*1のですが、これはわざとなんだろうなと思いました。
カウントダウン公演の後、楽しかったね~と話しながら、「次は誰が座長だろうね」とまた次回が楽しみになる。隔年でいいから*2、ずっとずっと続けてほしい。
2017年の総括
上半期とあわせ、2017年は推しくん以外もいろいろ観に行くことができて、全体的な観劇回数は減らしたものの、自分の世界は広がったなぁと思いました。
あとは、ブログを始めたこと。観劇後のアウトプット場があることがこんなに自分にとってよいことだったとは。
それから、推しくんに手紙を書くようになったこと。若手俳優グループのエントリで皆さんが推しに手紙を書いているんだと知り*3、ファンイベの見込みもないため、手紙で推しくんに舞台の感想を伝えるようになりました。
また、万年筆デビューもしました。皆さんの万年筆プレゼンなどを読んで、手紙書くようになったし私も買おうかな~と思っていたところ、学校を卒業したときに貰った万年筆があったことを思い出し、活用し始めたところです。
皆さんが仰っていたとおり、同じ字でも万年筆だと味わいが出る~!とびっくり。
2018年もゆるく推し、ゆる~くブログを記していきたいと思います。